クレモナの街は世界的に有名な弦楽器製作者のふるさとです。アントニオ・ストラディバリ(ストラディバリウス)、ニコロ・アマティやジュゼッペ・グァルネリ・デル・ジェズ(グアルネリウス)など高名な弦楽器製作者が活躍した街です。2012年よりクレモナの弦楽器製造の伝統はユネスコ無形文化遺産として認証されました。クレモナは類まれなる楽器製造の伝統を数世紀にわたり育み続けることができたのです。
このような伝統とその伝統の再認識という土壌のなかで、今回クレモナ音楽国際展示会・フェスティバル が開催されます。
クレモナの街は世界的に有名な弦楽器製作者のふるさとです。アントニオ・ストラディバリ(ストラディバリウス)、ニコロ・アマティやジュゼッペ・グァルネリ・デル・ジェズ(グアルネリウス)など高名な弦楽器製作者が活躍した街です。2012年よりクレモナの弦楽器製造の伝統はユネスコ無形文化遺産として認証されました。クレモナは類まれなる楽器製造の伝統を数世紀にわたり育み続けることができたのです。
このような伝統とその伝統の再認識という土壌のなかで、今回クレモナ音楽国際展示会・フェスティバル が開催されます。
クレモナ・モンド・ムジカ は、弦楽器製作者や製造会社、付属品や下請け業者、音楽出版関係者をはじめ、世界中のプロ音楽家(56%)アマチュア音楽家(24%)ディーラー(4%)など、弦楽器のコミュニティーが一堂に会す世界一の展示会といわれています。
同展示会に対する世界レベルの好評価と培われた経験をもとに、2011年よりイベントピアノ・エクスペリエンスが加わり、ピアノも取り扱われています。
ピアノ・エクスペリエンス は欧州における唯一のピアノ展示会で、ピアノをはじめ鍵盤楽器を取り扱う主要メーカーが集い、欧州全土から集うプロ音楽家(13%)アマチュア音楽家(18%)ディーラーなどが実際にアコースティックピアノやデジタルピアノなどに触れることができます。
このイベントをさらに成長させ、ギターに関しても国際的な基準点にすることを目的に、ギター製作者を巻き込み、2014年よりAcoustic Guitar Village(アコースティックギター・ビラッジ)が開催されています。
アコースティックギター・ビラッジは すぐに高い評価をいただき、新たな部門のオペレーターがクレモナに参集、展示会に集うコミュニティーがより拡大されました。(プロ音楽家11%アマチュア音楽家21%が、前回のAcoustic Guitar Villageを訪問)。
このような新たな試みの成功をベースに、楽器国際市場のさらなる研究の結果、クレモナ・フィエレは弦楽器やピアノと関係の深い金管楽器のフィールドへも門戸を開き、一層の躍進を遂げます。
実際、2015年にはクレモナ・ウインズが追加されることによって、クレモナ・ムジカは、専門知識の深い音楽家とディーラーに提供するハイクオリティーな楽器の展示会として、その内容を完全なものへとより充実させました。
2018年から、アコーディオン・ショーで、アコーディオンの世界にもスペースを設け、クレモナ・ムジカは専門知識の深い音楽家とディーラーに提供するハイクオリティーな楽器の展示会として、その内容を完全なものへと充実させます。株式会社CremonaFiereは、世界的に流通が拡大している楽器を前面に出し、大きなスペースを与えることを決めました。クレモナ・ムジカは、その仕事ぶりと、増大するインターナショナルな契約が誰からも認められ、様々なブランドの制作会社・販売会社にとっての理想的なショーケースとなっているのです。
クレモナ・ムジカは昨年の展示会で、コンサート、マスタークラス、円卓会議、プレゼンテーション、ワークショップ、競技会など178の文化芸術イベントを開催しました。これらは、クオリティーの高い参加者を引き付けるために非常に重要な取り組みです。
前回の国際的ゲストでは、ヴァイオリンニストのサルヴァトーレ・アッカルド、作曲家で指揮者のエツィオ・ボッソ、自身のプロジェクト「希望のヴァイオリン」からホロコーストの幾つかのヴァイオリンを展示した弦楽器製作者のアムノン・ワインスタイン、クラリネット奏者のリチャード・ストルツマン、スペインのギターリスト、パコ・ペニャが威信あるクレモナ・ムジカ賞を受賞しました。弦楽器のコンサートには以下の奏者達が参加しました:チハト・アスキンとセヴィル・ウルカン・ワインスタイン、チンツィア・バルバジェラータ、ユリア・ベリンスカヤ、ヴァレンティーナ・ダネロン、ディーノ・デ・パルマ、エルサ・マルティニョーニ、クリスティーナ・ミルコヴィッチ、サラ・ゼネリ、フランチェスコ・フィオーレが指揮するクレモナのモンテヴェルディ–ストラディバリ管弦楽団(Orchestra Monteverdi-Stradivari)、アントニオ・ストラディバリ高等学校弦楽オーケストラ(Orchestra d’Archi dell’Istituto Superiore A.Stradivari)、リチャード・アーロン、イェルダ・オズゲン、ルチアーノ・タランティーノ。20以上のピアノリサイタルには以下のピアニストが演奏しました:アンジェロ・アルチリオーネ、フランチェスコ・アッテスティ、マウリツィオ・バリーニ、パウロ・ブオンヴィーノ、ルーカ・チャンマルーギ、クラウディア・ディッポリート、ジェド・ディストラー、インナ・ファリクス、ケッコ・フォルナレッリ,エンリーコ・イントラ、カタリーナ・ケグラー、イヴァン・クルパン、ジン・ジュ、エフゲニア・リソホール、アレッサンドロ・マランゴーニ、リスト–マッティ・マリン、ジョセフ・エドアルド・モッサリ、エレナ・パピーニ、ローランド・ペンティネン、アンドレア・レバウデンゴ、エリアネ・レイエス、リッカルド・リザリーティ、イゴール・ローマ、アンドレア・ルクリ、コンスタンティン・シチェルバコフ、グウィリム・シムコック、アンドレア・トノーリ、インゴルフ・ヴンダー、ラウラ・ザノーリ。管楽器セクションのアーティスト:夫人のミカ・ストルツマン(マリンバ)と共にマスタークラスとコンサートの主役となったアメリカの伝説的なクラリネット奏者のリチャード・ストルツマン、ミルコ・グエッリーニとマッティア・チガリーニ、マリオ・カローリ、マリオ・ノタリステーファノとイレーナ・カヴチッチ、アンドレア・ブレッサン、アレッサンドロ・カルボナーレ、トマソ・ロンクヴィッヒ、ピエトロ・タリアフェッリ。アコースティック・ギター・ビラッジでは、ジェフ・ペバー、ジャッキー・パーキンス、インガー・ノヴァ・ヨルゲンセンによるウッドストック50周年コンサートを始めとする多くのライブコンサートが開かれました。プログラムを締めくくったのは歴史展、新進アーティストのためのコンテスト、ダナ・ブルジョワ、マイケル・グリーンフィールド、ケン・パーカーによる弦楽器製作者のためのマスタークラス、そしてピエール・ベンスーザンとミキ・ピペルノによる器楽技術のマスタークラスでした。アコーディオンショー主役はディエーゴ・トリヴェッリーニ、リッカルド・テージ、そして既にアコーディオン世界選手権の優勝者となっているフランコ・カザビアンカとジャンルーカ・カンピのデュオでした。
178のイベントの主役は400名以上に及んでいます。